競争することはいいこと?

私が学生の頃は「競争させてこそ成績が伸びる」という風潮が強くありました。テストの点数も上位の人は発表され、体育祭も、他の様々な行事も、コンテストのような形式で競い合うことが多かったです。

たしかに競うことはお互いの刺激になりますし、ライバルがいることでさらに頑張れる人はいるでしょう。しかし、そうではない人は強制的に参加させられるしかないのでしょうか。

最近の学校は、昔より競わせないと聞いたことがあります。学校によって方針は異なるでしょうが、たしかに教育で重視する部分が変わってきているとは思います。勉強にしても運動にしても、特異なことはどんどん伸ばし、苦手なことは基礎だけでもできるようにサポートしていくことが大切ではないか、と考えています。

実際に私も、世間がどんな風潮であろうと好きなことは止めずに続けました。苦手なことはありましたが、だからといって咎める大人がいてもあまり気にしないようにしました。人には向き不向きがあります。学生時代というのはそれらを見極める時期だと思っているので、そのように過ごしていた自分を誇らしく思います。

すべてにおいてオールラウンダーでこなせる人は、もちろんすごいです。しかし、全員がそうではないのだから無理はしなくてもいいと思います。

日常生活でも同じです。掃除が苦手な人・得意な人、料理が苦手な人・得意な人・ほかにもいろいろあります。それらを補い合えるのが社会のあるべき姿ではないでしょうか。

だから私は競い合うことが絶対ではないと思います。

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