逃げ道を作っておく
子供にとって逃げ道は大事です。心が成長するにつれて複雑なこともどんどん考えるようになり、子供なりに悩むことがあると思います。そういった時、どんな逃げ道があるかは確認しておいた方が良いでしょう。
私の場合、ゲームや漫画に逃げていました。両親が共働きであまり家にいなかったため、甘えたくても甘えられないことが多かったのです。そういう時はゲームや漫画で現実世界から離れ、自分が空想の世界の住人になったような気持ちでいました。すると心が軽くなるんです。
映画も好きでした。高校生ぐらいから映画を観るようになりましたが、特に恋愛系や心が温まる話は好きでよく見ます。ディズニーやジブリのようなワクワクする作品も好きで、当時はビデオテープでしたが、録画して繰り返し見ていました。
感動したときに涙が出るのですが、それで頭がすっきりしたんです。今でいう「心のデトックス」だったのかもしれません。
また、小説を書いたり漫画を描いたりすることも好きでした。もちろんどちらも拙いのですが、拙いなりに自分の考えを作品として残すことが自己肯定感につながりました。
両親が忙しいのはわかっていたし、休日はいろいろ構ってもらえたのでそれで乗り越えられたのかもしれません。
このように、逃げ道を作ることはとても大切です。子供だけでなく大人にも必要なことだと思います。自分の逃げ道は何なのか、紙に書き起こすなどして一度考えてみてはいかがでしょうか。
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