思い切りの良さを磨く
物怖じしない性格の子供を見ていると尊敬します。私が子供の頃はうじうじしていて、親の後ろにいつも隠れているような性格でした。今は大人だし人の親なので多少は改善しましたが、もっと子供のころ思い切り活動していればよかったと後悔しています。
思い返すと、私と同じような性格の友達もいましたが、何でも自分から進んでやる子ももちろんいました。学級委員や生徒会など自分から取り組んでいましたし、誰と話しても自分を隠すことなく、かといって相手を圧倒してしまうわけでもなく、ちょうどいい塩梅で接することができるのです。子供ながらにすごいと思っていました。大人になってから、そういう人を「コミュニケーション能力が高い」というのだと知りました。
私もうじうじする性格は根底にあるものの、それだけでは世渡りできないと思いいたったのである程度は思い切りよく生きるようになりました。たとえば仕事は生活に必要なお金を稼ぐためのものです。しなければ生活できません。だから自分の元の性格は奥に隠し、仕事の時だけの人格のようなものを作ってそれにあたっています。
もちろんオフの時は素の自分を出すようにしているので、思ったほどストレスにはなっていません。そうやって仕事をしているからか上司や先輩からも可愛がってもらえたので、この選択は間違っていなかったのだと思えました。
思い切りの良さは元の性格がどうあれ身につけられるものだということを、私と同じような人に伝えたいです。
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