端午の節句に食べるもの

端午の節句、いわゆるこどもの日がありました。我が家も昔はいろいろ用意して盛大にお祝いしました。今では柏餅やちまきを食べるくらいになりましたが。

柏餅は、あんこの入ったお団子を平たくし、柏の葉で包んだものです。柏の葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、家計が途切れない、つまり子孫繁栄を意味するとして縁起を担いだものだそうです。食用ではないので食べない場合が多く、香りつけや包装を目的としています。

一方ちまきは、もち米やうるち米で作った餅を三角形にしてササなどで包み、蒸したり茹でたりした食べ物です。地方によって形や中身が異なりますが、端午の節句の供物として用いられます。発祥は中国で、奈良時代に伝来したそうです。平城宮があった近畿地方は白い団子のちまきが根付いたそうですが、関東は柏餅を食べるのが一般的です。

私が食べたことのあるちまきは甘い団子ではなく、もち米を炊き込みご飯のようにしたものでした。ササの葉の香りも好きだったので、一度で二度おいしかったです。

ほかに和菓子のちまきもあるそうで、意外とバリエーション豊かなのだなと思いました。

端午の節句といえばこいのぼりもよく見ますね。近所に一軒家が多いからか、庭に大きなこいのぼりを飾っているお宅がいくつかあります。これを見ると、5月なのだなとしみじみ思います。

日本は四季がはっきりしている分季節ごとの行事が多く、ひそかな楽しみの一つです。次はどんな行事があるのだろうと思えるのも、日本ならではかもしれません。

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