紙の辞書がなくならないワケ

スマート決済が一般的になったりスマホでなんでも調べられるようになったり、いろいろと便利なものが増えました。学習でもiPadが使われることがあるそうで、そんな時代になったのだなぁとしみじみ思います。

ただ、紙の辞書はなくなりません。学生、特に小学生や中学生は辞書を使うことが多いと思いますが、電子辞書がある中で紙の辞書がなくならないのはなぜでしょうか。

それは、調べた言葉の前後にほかの言葉も載っていて、一度にいろいろな言葉を知ることができるからではないでしょうか。

私は紙の辞書を使うのが昔から好きで、辞書を引く速さはクラスの中でもトップクラスでした。それくらいなじみの深いものだったのです。

同時に、言葉を知るということ自体が好きでした。国語の教科書を読んでいて、少しでもわからない言葉があればすぐに辞書で意味を確認していました。わからない漢字があれば漢字辞典を開いて部首や書き順、音読み訓読みの確認、そしてどのような言葉に使われているのかも調べました。

時間がかかることではありますが、その分自分の知識につながっていたので、全然苦に思いませんでした。

ひょっとしたら意味のないことなのかもしれない、と思ったこともありましたが、辞書を引く力は意外と高校生になっても大学生になっても活躍し、学力にも良い影響がありました。自分で時間をかけて調べたことって、まず忘れません。記憶力はいいけど物覚えが悪い私にとって、紙の辞書はぴったりだったのでしょう。

紙に触れるということはこれからもしていきたいし、娘にもしてほしいです。紙のありがたさを忘れないようにしていきたいと思います。

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